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日溜まりの午睡

ハイキングとキャンプと散歩。石垣島の旅行記も。記録したりしなかったり。

ストックホルムお散歩

イッテルビー鉱山(イッテルビー鉱山訪問記(1/4))からボートでストックホルムに戻ってきたのは16時頃。夏の北欧は、まだまだ日が高いです。

このままホテルに帰ってしまうのはもったいない。ストックホルムをお散歩します。
map_canvas with Panoramio layer

まず目指したのは、兵器博物館。
ボートを降りたのは、ガムラスタンの港。(行きに乗った時とは違う港で降りてみました。)その近くの地下鉄の駅から地下鉄に乗って、北に向かいました。

地図を頼りに行くと、迷うこと無くあっさり到着。
写真の手前の建物が兵器博物館で、塔は実は隣の敷地の教会のものです。
Armémuseum

到着したのが16:30で閉館まで30分しかなかったので、駆け足で見て回りました。
兵器だけでなく、戦争についての多面的な展示があり、いろいろ考えさせられました。

これは、前庭に展示されていた車両のひとつ。


兵器博物館を後にして、てくてくお散歩。
ちょっとした通りのひとつひとつに趣があります。
Beautiful street

おお、セブンイレブンがあった。
看板がプラスチック製ではないためか、日本の店舗よりも色合いが深い感じがしますね。
7-Eleven

道路には自転車専用レーンが。


日本では見かけないコンビニです。
A shop

てくてくあるいていたら、大きな通りに出ました。陸橋があります。
あ、これはもしかして、「魔女の宅急便」に出てきた橋のモデルになった橋では。
Bridge

もうひとつ似たような橋が。
Bridge

橋の近くにあった公衆電話。色合いが北欧風。


大きな建物。よく見ると、左上に何かの標語かジョークのようなものが。
後で調べたら、この建物はカルチャーセンターだそうな。
Kulturhuset

ホテルのそばまで戻ってきました。
Gamla stan

列車が走っています。
Train

本日のお散歩はここまで。

ホテルを出たのが8:30。イッテルビー鉱山からストックホルムに戻ってきたのが16:00。
ホテル着は18:30でした。

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イッテルビー鉱山訪問記(4/4)

その3で、イッテルビー鉱山の銘板まで辿り着くことができました。

名残惜しいのですが、ホテルに帰らねばなりません。明日はミラノに移動だ。

「人類が世の中のことをより良く理解できますように」と科学の神様にお祈りしつつ、イッテルビー鉱山を後にします。

鉱山から降りてきたところの風景。


この看板の横の坂が目印。地図には載っていないので見逃し注意。


バス停の方まで歩いていく途中で、「イットリウム」の文字も目にしました。
通りには、元素にちなんだ名前が付けられているようです。


先ほどパンを買った店で帰りのチケットを買いました。今度はちゃんと回数券ね。


バスが来ました。さようならイッテルビー。また来るね。


来た時と同様、Engarnで乗り換えます。道の向こう側に写っているのが降りたバス停です。
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このバス停でストックホルム行きに乗り換えます。
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Vaxholmの港に戻って来ました。レンガ造りの要塞のような建物がドラクエ感を醸し出します。


このボートでストックホルムへ。


天候が回復してきたので、船室から船のデッキに出ました。船は小島の中を縫うように進みます。


船がストックホルムのガムラスタンの港に着いたのは午後3時半ころ。行きに乗った港のひとつ前の港で降りて、足の向くままにお散歩を続けました。

お散歩の途中で、閉館時刻ぎりぎりの兵器博物館に寄ったり、魔女の宅急便で箒に乗ったキキがくぐり抜けた陸橋のモデルになった橋を偶然見つけたりしたのですが、そのお話しはまた今度

ここまで通しで読んでくださった方、どうもありがとうございました。

イッテルビー鉱山訪問記(1/4)
イッテルビー鉱山訪問記(2/4)
イッテルビー鉱山訪問記(3/4)
イッテルビー鉱山訪問記(4/4)

イッテルビー鉱山訪問記(3/4)

その2に書いたように、とうとうイッテルビーの村まで来ました。
ここからいよいよイッテルビー鉱山を目指します。

その前にちょっと腹ごしらえ。
バス停のすぐそばに小さいスーパーマーケットがありました。
そこで、パンと飲み物を買いました。

雨がひどくなって来たなぁと思いつつ、お店の出口で地図を確認していると、小さな男の赤ちゃんを抱っこした若いお父さんが、「どこに行くの?」と声をかけてくれました。

私:イッテルビー鉱山に行こうと思ってるんです。科学ヲタクには聖地なんですけど。
お父さん:おお、知ってるよ。店の前の道に沿って歩いていくと20分くらいで着くよ。

スウェーデンの人は、ホント親切だなぁ。

さあ、出発!

お店で買ったパン。


雨が強くなってきました。気分は最高潮にドラクエです。頭の中で「荒野を行く」が鳴ります。
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、、、と歩いていると、後ろから自動車が近づいてきました。
ぶつからないように脇によると、先ほどの親切な若いお父さんです。

「ひどい雨だから、乗りなよ!」
なんと、車に乗せてくれました。

ものの5分とたたないうちに目的地に着きました。
私を車に載せてきてくれた親切な若いお父さんは、「あそこに白い看板が見えるでしょ。その奥の坂を登っていくと鉱山があるから」と、教えてくれました。

丁寧にお礼を言ってお別れします。

若いお父さんが教えてくれた看板は、地元のロータリークラブの方々が立てたもののようです。
ですが、スウェーデン語なので、私には読めません。
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幸いなことに裏側は英語で書かれていました。
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さて、ここから山側へ。看板裏側の結構急な坂を登ります。
この坂は地図に載っておらず、鉱山へ行くにはこの坂を登るとは、ちょっと気が付きません。
だって、普通の道じゃないんだもん。
もしあの若いお父さんが声をかけてくれなければ、私はこの坂に気づかずに白い看板のところまで来ただけで満足して引き返していたことでしょう。
あの若いお父さんには、本当に感謝です。
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あまりの急坂でバランスを崩して、不意にカメラのシャッターを押してしまいました。
傘が写り込んでいます。


坂を登り切ると、、、あ、あったー!感動!!
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確かにWikipediaに掲載されていた、あの銘板です。

アップで載せておきます。


銘板の周りの風景。その1。
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銘板の周りの風景。その2。
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銘板から一段下がった地点。ここが鉱山の入り口です。現在では封鎖されています。
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鉱山入り口の右横の景色。
75379420

銘板周囲の360度画像です。
Panorama of Ytterby mine, Vaxholm, Sweden

さらにその4に続く。

イッテルビー鉱山訪問記(2/4)

前の記事からの続きです。

さて、Vaxholmから目指すイッテルビーまでは、バスで行かなくてはいけません。

どうしたものかと迷っていると、地元の方が親切にチケットの買い方から乗り継ぎ方法まで教えて下さいました。

チケットは、Vaxholmのバス停近くのコンビニのようなお店で買いました。この時私は「イッテルビーまで」と言って片道のチケットを買ったのですが、実は回数券を買ったほうがずっとお得だったようです。

まず、Engarnというところまで行って、そこで別のバスに乗り継ぎます。

Engarnのバス停。私の乗ってきた青いバスが出発するところ。


乗り継ぐバスは、道の反対側のバス停から出ます。


次のバスが来るまでの時間が表示されます。スウェーデンのバスシステムは進んでいますね。


終点イッテルビーに着きました。私の乗ってきた赤いバス。


街なかの標識にも確かにイッテルビーの文字が。
とうとうイッテルビーまで来たことを実感。


さて、いよいよ地図を頼りにイッテルビー鉱山を目指します。

その3へ続く。

イッテルビー鉱山訪問記(1/4)

ちょうど1年程前になるのですが、2012年の6月にスウェーデン(Sweden)のイッテルビー(Ytterby)鉱山を訪れました。
map_canvas with Panoramio layer

その時の事を思い出しながら書いてみようと思います。
Google Photosのアルバムはこちら

この記事に興味を持って読んでくださっている方には釈迦に説法のような気もしますが、イッテルビー鉱山とは、4つの元素が分離されたガドリン石が採掘された鉱山です。

イッテルビー - Wikipedia

科学マニアなら、一度は行ってみたい場所です。

私はこの時出張で数日間ストックホルム(Stockholm)を訪れており、たまたま日曜日一日だけが休日でした。次の日にはミラノに移動しなければいけません。めったにない機会であり、この日を逃すと次はいつ行けるのかわかりません。

Wikipediaの記事によると現在ではイッテルビー鉱山は閉山されており、ASM Internationalという会社の管理下にあるとのこと。
ひょっとすると銘板のところまで辿りつけないのかもしれませんが、この機会に行かずしていつ行くのか!せめて近くを散歩するだけでも行ってみよう。

事前にホテルのフロントでイッテルビーまでの行き方を聞いたところ、「バスでも行けるし、ボートでも行けるよ」とのこと。
「え、ボート?」と思いましたが、その方が面白そうなのでボートを使うことに。
ストックホルム駅のツーリストセンターでチケットを予約しておきました。

日曜日当日は雨模様でしたが、お出かけします。


船は、ガムラスタン近くの船着場から出ているとのこと。

お、ボート会社の事務所らしきものが。
Waxholm boat, Stockholm

奥まで歩いていくと、あ、あった!
ボートというからモーターボートのようなものを想像していましたが、小舟じゃなくて、大きな船です。


この船に乗って、Vaxholmという港まで行きます。

船の中はこんな風。


船窓からは、大昔に氷河によって削られたであろう複雑な地形が見えます。
陰鬱な空模様と相まって、気分はドラクエです。


船は途中いくつかの港を経由してVaxholmを目指します。

船の中にあった現在位置表示ディスプレイ


さて、到着予定時刻になったのですが、船がVaxholmにつく気配がありません。
遅れているだけなのか、それとも間違った路線に乗ってしまったか?

実は後で知ったのですが、9:00発のVaxholm行きのボートは二路線あり、ひとつは直行便でもうひとつは経由便だったのです。経由便の方に乗ってしまったのですね。

何とかVaxholmまで着きました。


その2へ続く

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