その2に書いたように、とうとうイッテルビーの村まで来ました。
ここからいよいよイッテルビー鉱山を目指します。
その前にちょっと腹ごしらえ。
バス停のすぐそばに小さいスーパーマーケットがありました。
そこで、パンと飲み物を買いました。
雨がひどくなって来たなぁと思いつつ、お店の出口で地図を確認していると、小さな男の赤ちゃんを抱っこした若いお父さんが、「どこに行くの?」と声をかけてくれました。
私:イッテルビー鉱山に行こうと思ってるんです。科学ヲタクには聖地なんですけど。
お父さん:おお、知ってるよ。店の前の道に沿って歩いていくと20分くらいで着くよ。
スウェーデンの人は、ホント親切だなぁ。
さあ、出発!
お店で買ったパン。
雨が強くなってきました。気分は最高潮にドラクエです。頭の中で「荒野を行く」が鳴ります。
、、、と歩いていると、後ろから自動車が近づいてきました。
ぶつからないように脇によると、先ほどの親切な若いお父さんです。
「ひどい雨だから、乗りなよ!」
なんと、車に乗せてくれました。
ものの5分とたたないうちに目的地に着きました。
私を車に載せてきてくれた親切な若いお父さんは、「あそこに白い看板が見えるでしょ。その奥の坂を登っていくと鉱山があるから」と、教えてくれました。
丁寧にお礼を言ってお別れします。
若いお父さんが教えてくれた看板は、地元のロータリークラブの方々が立てたもののようです。
ですが、スウェーデン語なので、私には読めません。
幸いなことに裏側は英語で書かれていました。
さて、ここから山側へ。看板裏側の結構急な坂を登ります。
この坂は地図に載っておらず、鉱山へ行くにはこの坂を登るとは、ちょっと気が付きません。
だって、普通の道じゃないんだもん。
もしあの若いお父さんが声をかけてくれなければ、私はこの坂に気づかずに白い看板のところまで来ただけで満足して引き返していたことでしょう。
あの若いお父さんには、本当に感謝です。
あまりの急坂でバランスを崩して、不意にカメラのシャッターを押してしまいました。
傘が写り込んでいます。
坂を登り切ると、、、あ、あったー!感動!!
確かにWikipediaに掲載されていた、あの銘板です。
アップで載せておきます。
銘板の周りの風景。その1。
銘板の周りの風景。その2。
銘板から一段下がった地点。ここが鉱山の入り口です。現在では封鎖されています。
鉱山入り口の右横の景色。
銘板周囲の360度画像です。
Panorama of Ytterby mine, Vaxholm, Sweden
さらに
その4に続く。
http://hirune.blog.shinobi.jp/%E6%95%A3%E6%AD%A9/%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%BC%E9%89%B1%E5%B1%B1%E8%A8%AA%E5%95%8F%E8%A8%98%EF%BC%883-4%EF%BC%89イッテルビー鉱山訪問記(3/4)
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